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ところで [Newcastle upon Tyne]

 Newcastle、正確にはNewcastle upon Tyne - ”タイン川沿いのNewcastle”、つまり大和・郡山とか会津・若松とかそんな感じ - の位置をよく訊かれるので、地図で示しておこう。

 日本人はイギリスというとロンドンとリバプールしか知らないヒトが多いが、ロンドンはかなり南にある街。Newcastleはブリテン島の下3分の2をしめるイングランドの、北の端くらいに位置する。ロンドンからは列車で3~4時間。スコットランドの中心エジンバラまで1時間ちょっとと近く、実際内務省の管轄もロンドンではなくグラスゴーである(だからヴィザの延長もロンドンよりは易しい可能性あり)。
 緯度はかなり高い。ブリテン島そのものが北緯50~60度というとんでもなく高い位置に存在する。日本とは重ならず、カムチャッカ半島とか千島列島とか、それくらい高い。暖流の影響で北海道ほどは寒くないが、今の時期は日が沈むのが夜9時頃だし、冬は15時に日が沈む。
 歴史は古く、古代ローマ人が城塞(ハドリアヌスの城壁)を築き、その後ウィリアム1世が11世紀に息子に城を築かせて以来Newcastleと呼ばれる。工業都市、貿易・石炭の積出港としても栄えたが、現在は人口20万ののんびりした街(といっても地域の中心都市)。住む人々の独特のフレンドリーな性格(最近は変わりつつあるようだが)や方言はよく知られている。その他詳細は日本人の方がまとめた以下のページに詳しい。
http://www.geocities.jp/hiyanewcastle/aboutnewcastle.html
 あと、サッカーも忘れてはならない。元イングランド代表主将の名選手アラン=シアラーを擁するNewcastle Unitedは熱狂的なファンを多く持ち(人呼んでToon Army = Town Armyの訛り)、今年のFA cupではMan-Uに惜しくも準決勝で敗れるなどプレミアの名門。隣町サンダーランド(日産の工場があるので有名)も来年プレミア昇格だそうで、タイン・ダービーが盛り上がりそうである。うーん楽しみ!


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