SSブログ

橋橋橋 [Newcastle upon Tyne]

6月26日(日) 晴れ
 Newcastle upon Tyneの名物といえば、街の真ん中を流れるTyne川にかかる7つの橋。橋の向こうは実はGatesheadという別の町なので、正確には真ん中という表現は間違い。ハドリアヌスの城壁の端っこがここに至り、英国史上最も大切な関所の一つとも言える。


今日ではありませんが、河口に位置するタインマス城Tynemouth Castleにて。海に面した城と修道院は第一次大戦時、霧の中ドイツ軍が砲台と見間違えて艦砲射撃してしまい破壊されてしまった(間抜け!)。北海の向こうはノルウェーです。

 今日は郊外のアウトレットモールRoyal Queysでお買い物をしたあと(←ヨーロッパ最大のショッピングモールMetrocentreも郊外にはあるが、大人向けはこちら。靴なんかめちゃ安だし、NIKEのアウトレットもあるし、センスのいい店もあるし、ル=○○ーゼなんて30~50%引き…これはもう内緒!)川沿いの地区キーサイドQueysideへ。この十年で再開発された観光エリアでまだ再開発が続いている。観光のもくろみは大成功したが、金・土曜の夜は全国から若者が解放区を求めて集まって泥酔馬鹿騒ぎをするようになってしまい社会問題化している。と言っても、殺人が続発したりするような物騒なものではないが、もともと静かでのんびりした風土が特徴の街だっただけにその動揺は大きい。芸術の街らしさを強調しようともしているようだが、残念ながら我々の眼には画一化された見飽きたポップ・アートでしかないし、街も神戸や横浜の美しさ(と前者は震災からの復興)を知っているので格段感動するというものでもない。一時のブームでこの街の素晴らしさが永遠にスポイルされたりすることのないよう切に望む。


Tyne Bridge。最大の橋で、もっとも美しい。橋の下に海からやってきて河口をさかのぼってきた大型客船が停泊中…と見せかけて、これはバー&クラブとして使用中の廃船。

Millenium Bridge。最新の橋で、この橋とSwing Bridgeは可動橋である。それぞれとてもユニークな動き方をするのだが見るチャンスがあるかどうか。

横から見た図。歩行者専用橋で、歩行者は矢印の部分を通る。二つの曲線の交わる部分に巨大な車軸があり、この歩行者橋を巻き上げて「まぶたを閉じるように」持ち上げて船を通すらしい。橋の向こうに見えている建物はGateshead市(というか区というか)のBaltic博物館。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

1ヶ月英国小ネタ集(1) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。