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仕事仲間 [ヴィザ・留学・研究]

 基本的に仕事のことはここでは書かないようにしている。内容の説明も面倒だし、また一般の方にとって大して面白いものでもなかろう。友人たちにはメールで説明しているが。
 が、まあ、Sweetな仲間に恵まれていることは自慢してもいいと思われるので、写真くらいは載せておこう。

 研究仲間や秘書さんや実験助手(といってもこの国ではきちんとした国家資格HNCで論文にも名前が載るくらい優秀)や。中央に居るNeilがヘッドハンティングされて異動してしまうのでみんなでワインとケーキでお別れ。その左隣のMaireidはアイルランド人で、彼女のみ医師。16歳で大学に入り現在は教科書の執筆も教授から任される優秀な産婦人科医だが、敬虔なカトリックなので中絶手術は絶対しない。後列の男性Harryはいつもゴルフに連れて行ってくれる病理学者で、Gentleという形容がそのまま当てはまる知的な人物。

 直ボスのGendie。ニュージーランド人でカナダ・英国でPost-Docとして分子病理学を修める。ちなみにオーストラリア人はオージーだが、ニュージーランド人はニュージー…とも呼ぶがKiwiという呼称のほうが一般的らしい。オールブラックスがよく英・アイルランド連合チームにぼろ勝ちするせいもあってか(!?)OZ/NZはmadだ、なんていう英国人も結構いる(元は同じルーツでしょうがっ!)。彼女は100年以上の伝統を誇るTyne川ボートクラブの主力選手で、シャイな体育会系の酒豪。でもヴェジタリアン。

 私とは違う研究チームのボスNick。酒と煙草と音楽(それも俺と同じくRory Galagherがヒーローだって!)を愛する心優しき豪快オヤジ。酔っ払うとくどいし普段も英国南部訛りが強くて何言っているのか何度も聞き返さないと分からないが、実はOxford出身でそのまま大学にも残っていた英才。現在も最先端の発表を続けている熱い男…だが、1時間に1回は若手の部屋に入ってきてちょっかい出すのはやめてくれ。(笑)

 学生の指導にも定評のあるAlisonが抱っこしているのは、息子ではなく、なんと双子の孫の片方(!!)。3人の息子を女手一つで育て上げ(そんな表現はこの国にあるのだろうか?)2年前に再婚したばかり。若く見えるはずだわ。ちなみに彼女の名前は長くてAlison J. T. C. (nee P.)というのだが、最初の2つは名前、次の2つは今のご主人の名前なのは分かるとして、最後のneeなんとかってのは何なのかずっと疑問だったのだが、これは「旧姓」それも「以前この名前で論文を書いていた人物と同じです」という意味らしい。なるほど。右の女性Kellyは日本で言うところの修士課程(基礎研究課程M-Res:1年間)の学生。とても優秀なのだが、博士課程に行く奨学金をどうするかで悩んでいる。日本以上にこの国の大学はお金がかかるので、多くの場合は金持ちの子弟だが、奨学金制度も結構あるのでそうでない場合には頑張ってApplyすることになる。Best Wishes!!


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