スコットランド紀行(終) 遥かなるHighland [英国内旅行]
8月21日(日) 小雨
休暇も今日で終わり。今日はグラスゴー・エジンバラ経由で帰るだけの日。
この美しい建物はFort Williamの宿、St.Andrews House。元は街の真ん中にある教会St.Andrews Churchの聖歌学校兼教員宿舎だった建物で、現在は道に隔てられているが、昔は一つの広大な敷地だったらしい。その後紆余曲折を経て、1960年代に街で一番の肉屋・冷凍食品屋のおっさんが買い取り修復、住居兼ゲストハウスとして使用し始めた…という、何とも楽しい歴史をもつ有名な宿。その息子で現在の当主である肉屋のオヤジ(今も商店街の真ん中に店を構え、西岸の街Obanにも支店を出すほど成功している)が、店を終わって50メートル離れた我が家に帰ってきて前庭で母・妻とお茶を飲んでいる風景はなかなかよかった。それでいて一泊£22(4400円)だから、やっぱり安い。玄関はちょっと肉屋くさかったけど(すまぬ、でも本当なんだ)。
グラスゴーに向かう列車で、偶然にもスカイ島のPortreeの宿で一緒だったドイツ人の若者Chrisに再会。18歳になったところで、もう1年高校に通ったあと、陸軍士官学校への入学を希望しているとのこと。かなりの軍事マニアでミリタリーパーツや潜水艦に詳しく、フランスとの国境近くで育ったのでフランス語も話せるという、なかなか優秀でジェントルな男だ。でも白い肌が日焼けしたところにスコットランド特有の蚊Mitchieにたくさん刺されてかゆそうだった。グラスゴー郊外のプレストウィック空港から今日の夜行便でドイツに帰るという。住所を交換して、グラスゴーの駅で別れた。
混んだ列車を乗り継ぎ、Newcastleになんとか明るいうちに帰ることができた。また明日から頑張ろう。実に楽しく得がたい経験ばかりだったが、宿代は安かったのに食費やその他がかさんで、新婚生活=貧困生活に逆戻り…(:o;)
旅行記、楽しく拝読させて頂きました。
街、道、丘、山、人、、、、
いいなぁ~、
お~、そうそう、
へぇ~、なるほど
と、机上旅行、いや、ラップトップPCだから、
膝上旅行かな、させて貰いました。
いや、楽しかった ♪~
でね、気がついたんだけどもさ、
奥様もD.ちゃんも、顔、変わったね。
感情がとても安定して、価値観が安定して
血圧の上と下の幅が、ひろ~~くなったように
見えます。
合っているんでしょうね、生活や水が。
Excitingなんでしょうが、興奮の仕方が大人~~♪
Interestingなんでしょうが、興味の掘り下げ方が大人~~♪
と、いうことで、顔の大人化が進行しているようですわ。
いや、奥様がキュートなのは変わりませんです。
大人って、悪い意味は全くないです。はい。
なんていうかな・・・・、いい感じなのね。とっても。
到着したばかりの頃の、暖炉の前の写真と見比べると
その差歴然。
ね、ほら。
by SHIN (2005-08-26 12:12)
やだなあ、そんなに褒められると舞い上がっちゃうじゃないですか(笑)
Tamaは「あの最初の1週間は自分の人生でも一番いっぱいいっぱいの時期だったもん」なんて呟いています。自分的には、やっと元通り地に足がついたかな、と。もちろん、それを異国の地でできているのは、まあそこそこ良くできているほうかもしれませんね。
彼女のブログの感想もまた教えてください。
by KDN (2005-08-27 08:06)