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ヴィザ延長顛末記~何とか完結 [ヴィザ・留学・研究]

 5月24日、帰国。出発時のNewcastle空港の朝、3℃。関空、24℃。うえっ!
 帰ってみるとSueからメールが…「あなたが出発した日にWork Permitが届きました。まったく、ねぇ…確認したら正しいOut of UK用だったから、すぐ送っておいたわよ」Home Officeは爪の先ほどは反省したのか、超のつく迅速対応。大学事務の怠慢がなければ手にして帰れたのに、この1,2日の違いで大きな違い。馬鹿は反省汁!

 この間、日本の大学で(来年の職にも向けて)研究の中間報告をしたり、忙しい毎日。D.の甥っ子やTamaの姪っ子やら友達んとこのチビやらと大いに遊んで癒される。TOEICも受けてみたが、結果は夫婦とも言いたくない(笑)

 国際速達書留の封筒は日曜日に届く(日本の郵便は世界一優秀である)。この月曜日は母国のBank Holidayで東京の英国大使館は休み(ちなみに今週水曜の午後は研修で休みだとか。あちらさんの都合で突然休みになるので、大使館のHPで必ず確認したほうがよい)。火曜日、朝イチののぞみで東京へ。
 英国大使館は地下鉄半蔵門駅から皇居側へ行ったところにある巨大な敷地(最初間違えて麹町側に行ってしまい慌てた)。ゲートのところで身分証明書の提示、携帯・カメラ取り上げ、金属探知機チェック、と厳重警備。身分証明書はパスポートでよいのだが、申請は午前、パスポート返還は午後、なので午後2度目に入りなおすときにパスポートはない。よって運転免許証などの他のIDも用意しておかないといけない(写真のない証明書でも良いのかどうかは未確認)。
 暑苦しい行列のあと、申請受け付け。これは日本人のおねーちゃんで特にどうということはない。しいて言えば写真のサイズを勘違いしていて小さいやつを持っていったが許してくれたことか(35×45mmでないといけない)。行列が結構長いので、11時30分のぎりぎりでは追い返されることもあるようだ。10時半までには入ったほうが良い。
 二人で37500円(変動あり)を徴収されたあと(このレシートは後にパスポート引き換え券となる)、審査。日本人も居たようだが、我々の担当は黒人のおばちゃん。こちらがやや興奮気味のせいもあってモショモショした窓越しの英語が聞き取りにくい。
「前回はどうして却下されたの?」
「Home OfficeのWPセクションがAcademic Visitorに出すべきヴィザを間違えて…」
「却下時のレター持ってる?」
「もちろん」二度と見たくもないrefuseのレターを出す。ついでに最初のWPの時に来た“国内で延長申請をしろ”というSueが怒りの質問電話をかけるとすぐ「上司に聞いてきます」と逃げまくった最初から分からないことは勝手に判断せず上司に相談してから仕事しろこの糞馬鹿野郎フラットヘッドなアタマの悪いくせにアタマの固い最悪男アラン=チャップマン(敢えて名を日本語で出す)のレターも。これは効いた!
「確かにそのとおりね。A.Visitorを取った時に、このヴィザは英国内ではどんな形でも延長できないって聞いてたでしょ?」いや、おたくらの大使館はそういう情報を一切提供してくれず、日本人の経験者たちの掲示板で初めて例の5月9日ルールに行き当たったわけだが。
「それは知ってましたよ、もちろん!でもH.OfficeがそういうWPを出して、問い合わせてもInlandでLeave To remainを申請しろって強く言いやがったんやからしゃーないやんけ!」おばちゃん、あきれ顔。基本的なルールを知らないH.Officeの阿呆に対してなのか、珍しく主張の強い希少種の日本人に対してなのか、は不明。
 しかしそれ以上の追及はなし。「パスポートは午後取りに来る?それとも郵送?」D.は興奮してしゃべったあとでそんな簡単な英語も聞き取れずTamaが横から助け舟。「午後に来ます」「じゃあ3時から4時の間に来てね」

 この段階ではまだOKともだめとも言ってくれていないので、立ち食いそば食って、コーヒー飲んで、夫婦でちょっと口ゲンカして(苦笑)、皇居散歩して、んでまた厳しいボディチェックを受けて査証部に戻った。3時前からもう業務は始まっており、先ほどのレシートと引き換えに…新しいヴィザつきパスポートが返ってきた!提出書類は見たくないレターだけ帰ってきて、念のため出した預金証明(のコピー)も、日本の教授からの身元引き受けレターも全部持って行かれてしまった。英国の大学側からの引き受けレターは提出していないので手元に残っている。もし必要なものなら返却してもらえるのかもしれないが、やはりコピーをとっておく事は重要。

 で、夜は新宿秘密基地で食事して、新宿駅新南口から夜行バスに乗って、中央道や名神のリフレッシュ工事で散々遅れて(苦笑)さっき京都に帰ってきたとこ。長い一日やった…

 感想?教訓?何もない。1年を超える研究滞在には最初からWP-SR1を大学に作らせること。A.Visitorで既に入国していて延長する場合には、とにかく何が何でも国外申請用のWPを作らせて、帰国して延長申請すること(Refuseされたという問題がなければ審査は数秒ですんだ模様)。まったく、無駄な手間取らせやがって…という事で、もう1年頑張ってきます。そうそう、あきらさん!素敵な盛り付けのふぐ刺し、本当に美味しかった!ありがとう!


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コメント 2

てつ

日本に帰ってくるときは連絡くれますように!!!←まじでお願いします。先輩に久々会いたくなりました(笑)
by てつ (2006-06-10 23:45) 

KDN

次は9月だな。神戸で会えるといいね。
by KDN (2006-06-13 01:18) 

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