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今季も沈没中 [ふっとぼーる]

10月15日(日) 曇り
 我らがNUFCは相変わらずの低空飛行ぶり。昨年最終的に7位まで頑張ったため、UEFAカップを予備予選から勝ち進みグループリーグに進出したのは明るい話題だが、肝心のプレミアリーグは全然だ。今季初めてSt.Jamesへ観に行ってきた。いつもの師匠が所用(後から聞くと次女の誕生パーティだったとか)のため、シーズンチケットを貸してくれたのだ。毎度まいど有難うございます。(笑)

 今季の重要な新戦力はこの目つきの悪い男、ダミアン=ダフ。名前からしてアンチ・クライストっぽいが(笑)、アイルランド人だからもちろん本当にそんなことはないと思う。チェルシーであまり出番がなかったので売られてきた。ただ、今季はどうも故障がち。アイルランド代表の同僚GKシェイ=ギブンは数試合前に相手と交錯して腸管損傷(!!!)の怪我で術後リハビリ中。ノルベルト=ソラノは怪我から復帰して今日が初スタメン。もちろんマイケル=オーウェンは必死のリハビリ中…と、あまり良い話題がない。
 んで、今日の相手はボルトンだったわけだが、結果も内容もあまり語りたくない…。攻撃陣はフォワードのへタレぶりがこの日も顕著で、すぐコケるシオラ=アメオビ(運良く1点PKもらったが)はいつも通り、新戦力マーティンズもポスト役ができないという重大な欠点が露呈してまるでダメ。FWがダメならMFが持って上がって欲しいところなのだが、なぜかソラノやダフが早い段階から右サイドでフリーになっているのに、エムレ君やDFから全然ボールが供給されない!相手のDFに詰められてからボールを受けたのでは如何に猛者とはいえ何もできない。全く、一番点を取れそうなまともな選手に、一番ボールを回さないではどないしようもないやないか。
 そしてDF。いつも戦犯になるブランブルめは今日はなかなか強さを発揮していたが、相方スティーブン・カーが全くダメ。それでも後半途中まではなんとか持ちこたえていたのだが、二人揃って突如集中力の切れるいつもの(はっきり言って人間的に)悪い癖が出てあっさり3分の間に2失点。敵のセネガル人ディウフに観客挑発のパフォーマンスまでされる屈辱的敗北。全くお話にならない。監督のグレン=ローダーは「練習では全く問題ないのに突然あんなヘマをやらかされてはこっちもどうしたらいいのだ」とおかんむりだが、後日師匠は「同様のミスは数試合前にもあった。修正しない監督が悪い」と。現在チームに強力なリーダーが不在なのも事実で、グレンももっと厳しく怒ればいいと思うのだが、自分よりはるかに年俸の高い選手たち相手ではね…。

 ということで、今日一緒に観に行った仕事の同僚のアミーゴLeandroと無念の痛飲…というほどではなかったが、夕食。彼はブラジル人の同世代の同業者だが(やはりフットボールにはうるさい)、唯一の違いは独身であるということ。そこで月に2度は我が家に来て飲んで喰っていってもらっている。今日はポーク・パイ。ポークと豆は(少なくとも彼の地元サントスでは)メインの食べ物であるらしい。クリスマスに1年ぶりに帰国するのだが、ややホームシック気味の彼に「一番恋しいのは食い物か?元・恋人たちか?それともお母ちゃんか?」と聞くと、「う~ん…それも恋しいけど、やっぱりうちの犬!」だと。犬かよ!(笑)


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