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パリ・2回目 [国外旅行]

12月19日~22日
 2度目のパリへ(1度目はこちら)。ご存じのとおり、12月に入ってから胃潰瘍に悩まされていたのでザンタック300mgを分2で飲んでいたのだが、胃酸を抑制したせいもあってか今度は風邪をひいてしまった。某ビストロではカードを二重スワイプされて50ユーロ余計に取られ、返金を求める手紙を送っているが例によって糞ラテン系の嘘つきローマ人の末裔ども、一切音沙汰なし(クレジットなら止められるが、デビットなので無念)。やっぱりフランス人は何処まで行ってもフランス人だった。


 その最悪フランス人のひとり。「パンがなければお菓子を食べればいいじゃな~い」のオネーチャンだ。日本でもマスコミの駄犬であるバカ女医によってこれに類する発言がなされたという情報があるな。「CTを撮れば脳内出血の妊婦でも治せるじゃな~い」…

 通称愛の殿堂、要するに不倫の殿堂。上記のオネーチャンがここで間男と××したり×××したりしていたことを想像すると…    うっ

 などという下品な発言は何処かに置いておいて、今回の目的の一つ、ヴェルサイユ。広大な敷地はもちろんだが、豪華な部分とシンプルな部分が共存しているのが面白くもある。例えば

 玉座などは威厳をみせるために異常に豪華だったりするが、家族が住んでいたトリアノン宮は合理的な部分も多くあり、現在でも国賓の宿泊所に使われているという。

 オルセー。前回は全国一斉ストライキに当たってしまい見逃しているので、初めて。駅舎を改造したというのがよく分かる構造で、建物そのものがとても面白い。

 脳天気なカフェの絵。(笑)

 こちらは好きなフランス人、モネの奥さんを描いた連作。前にも書いたが、この色遣いの優しさは本当に幸せな気分にしてくれる。愛妻家なんだけど、夫人はモネ39歳の時に32歳の若さで亡くなっているのね(モネ自身は86歳まで生きたヒト)。

 オランジェリー。こちらは前回改装中で入れず。そしてその改装工事が終わったとたんに雨漏りがして大騒ぎ…という、これまたおフランスなバカぶりを存分に発揮したそうな。それはともかく、自然光を取り入れたモネの大作連作「睡蓮」を展示するためだけの部屋が2つある。これはそのうちの一つ。光の加減と季節の移ろいをテーマに同じ風景を描き比べる、印象派を代表する大作。細かい筆致がどうというより、「やりたいことがよく分かる」作品だった。

 ロダン博物館にて。地獄の門で苦しむ人間たちを見下ろして考えている性格の悪い男の像。(笑)

 そしてこちらがその地獄の門。彫刻ってたくさん複製や習作ができるもんなんですね。オルセーとロダン博物館で、性格の悪い男(笑)の像は見飽きた。

 新凱旋門とクリスマス・マーケット。マーケットそのものは昨年のドイツの方が面白かった。シャンゼリゼのライトアップも素敵ではあったが、一番楽しませてもらったのはその中にあるアルザス観光協会レストランだった。やはりドイツとかアルザス地方の祝い方なのだろう。ところでこの新・凱旋門のある場所、地名をラ・ディファンスというので国防総省でもあるのかと思ったら、普仏戦争のパリ防衛戦闘記念碑があるからなんですね(結局陥落して帝政が崩壊するわけだが)。ふーん。

 さてこの期間、英国南部が大変な濃霧で数日間ロンドン・サウサンプトンなどで飛行機が発着できず。ニューカッスルは影響を受けなかったのだが、CDGのチェックイン・カウンターで隣の列だったルートン行きがキャンセルになって泣き叫んでいる若い子(おいおい)も居てとほほだった。実はその前の日にレストランで一緒になったロンドン在住の日本人がユーロスターで来ていたのに仕事の関係で早く帰らないといけないんだけどどうしよう?という話になっていて、EasyJet安いですよ!なんて勧めてしまっていたのだが…もしキャンセルに当たっていたらごめんなさい。
 あと、英国行きのEasyJetのチェックインがうるさくなっていて、非EUパスポートは事前に航空会社のカウンターでパスポートの認証が必要だった。確かに、入国拒否になったら送り返しは航空会社の責任にされるから、厳しくもなるだろうなぁ。幸い、ここ数回のニューカッスル(とマンチェスター)は以前のヴィザ却下のデータが消されたか無視してOKってことにしてくれたのか、全く指摘されることもなくすんなり通っている。


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コメント 2

Ryo.T

どうも。年賀状は届きましたか?

ところでマリーさんですが、敢えてナニ人かというならば、
ドイツ人(もしくはオーストリア人)というべきかと。
肖像画の顔立ちもゲルマン系ですわな。

もっとも、ヨーロッパの王族は国籍を越えて「王族」という民族を形成している、という見方もできましょうが。

あと、「パンが無ければ」云々は別の人物の発言が彼女のものと誤って伝えられているという説が濃厚だそうですよ。
by Ryo.T (2007-02-05 05:15) 

KDN

ご結婚おめでとうです。帰国したら会いませう。
ハプスブルグ家はもちろんですが、発言については後世のヒトの創作説もありますね。その後やってくるナポレオンはコルシカ人…これもまた腹黒そうな…(以下略)面白おかしく書いておりますので、そのあたりは随時コメント欄で帝政をば。(いや、訂正か)
もっとも、日本人女医の方は間違いなくテレビで放送されたことを(ネットを通じて)確認しております(苦笑)
by KDN (2007-02-06 02:47) 

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