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2 minutes silence [その他日記]

7月14日(木) 曇り時々雨
 テロから1週間。
 実験中はBBCラジオをつけているが、12時にビッグベンの鐘の音と共に「英国・EU共同でテロの死者に2分間の黙祷を捧げることとなりました。ご協力下さい」と放送のうえ、ラジオも沈黙。
 俺は実験の手を休めることはなかった。気持ちはよく分かるが、イラクで毎日テロで亡くなってゆく人々(先日は「ギブ・ミー・チョコレート」をやってた子供たちが多数死んだらしい。痛ましい)には黙祷しないのだろうか。テロとの闘いは正しいことだと思うが、その始まりからしてどこかの石油亡者が間違ったことをして、そのケツをブレ公が舐めているから起こったんじゃないか。独裁者を倒したいだけならCIAとMI5にやらせればよい。それ以上の権益を得て影響力を保ちたいから戦争にして軍を送り込むんだろ?しかもその兵隊は殆どが貧しくて大学に行きたいがために志願せざるを得ない有色人種じゃないか。
 無関係の人々が亡くなった事実は許せないものだし、追悼するべきものだ。しかし、黙祷はこの戦争が全て終結した時(そんな日が来るのだろうか)に、全ての死者に対してすれば良い。俺は、英国人ではない。


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SHIN

以前ね、ドイツで児童基金への募金運動が盛り上がった時期があって、
当時、ぼくの会社にも来たんです。
でね、いくらか出そうか、なんて考えていたら、ドイツ人の美人秘書56歳に
「あなたは日本人。
 日本で救わなければいけない人が沢山いて、
 そこに充分な救いの手を差し伸べていないのに、
 ドイツの子供に募金をするのは、自己満足で勝手なこと。
 あなた、および、この会社が募金することには
 ドイツ人として反対します。
 ドイツのことは、まず、ドイツ人が出来る限りやるべき。
 日本人がお金を出して、ドイツ人のやるべきことが
 見えなくなってしまうとしたら、ドイツにとって不幸。
 問題点は表に出さなければならないので、
 ドイツ人がどこまで出来るか、の見極めのために
 どうぞ辞退してください。」
と、きっぱり言われた事を、その爽快な国民性とともに
鮮やかに記憶しております。

ドイツ人なら、黙祷すべき人と、そうでない人の
暗黙の線引きが上手にできそうな気がしました。

ちょっと脱線だけど、思い出したので。
by SHIN (2005-07-15 09:16) 

KDN

いい考え方ですよね。
この国は移民の国なので、その中での軋轢がありそうなものなんですが
今回の事件までは、無かったようですね。
もっとも最近は若者の有色人種への暴行もあるようですし…
この国も変わりつつあるのかもしれません。
「俺は移民ではない!」という姿勢も、大事かな、と。
by KDN (2005-07-15 17:59) 

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