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パーティの時間ですよぉ~♪ [英国生活・文化]

 嬉しいことに方々からクリスマス・パーティのお誘いがあったのだが、結局イブの日は独身・彼氏ナシのSupervisor宅を我が夫婦と研究チームに新しく加わったブラジル人のLeoの3人が訪れることにして、クリスマスはTamaの友人のロシア美人とその夫(英国人)の家で新婚夫婦同士で祝い、27日にボスの海岸の別荘を訪問することになった。前者2つは我々が料理担当である。


 こちらがその料理(2日間共通)で、ローストチキン、ビーフ・ストロガノフ、エビマヨ、サラダ、キッパーのタリヤテレ、サーモンとクリームチーズのベーグル、ラタトゥユ、マッシュポテトwithチーズ、おにぎり(笑)、クリスマス・プディングのアイスクリームといったところ。明らかに、夫婦ともども調子に乗って作りすぎた。(苦笑)しかし材料費はさほどでもない。
 イブの日はニュージーランドのクリスマスの話(英連邦なので女王様のスピーチがちゃんと放映されるらしい。これは25日昼に放映されたが、なかなか婆ちゃんがカッコつけとった)やら、Leoのポルトガル語講座やらで楽しみ、真夜中すぎに帰るとテレビは真夜中のミサMidnight Massを生中継していた。正に「ゆく年来る年」と同じ雰囲気であり、日本とクリスマス・元旦が逆なのがよく分かる。


 で、クリスマスの日はGatesheadの友人宅で映画を観たりしゃべったりののんびりしたクリスマス。ちなみにロシアでは教会がユリウス暦を採用しているため、クリスマスは1月に入ってからだという。この日は泊まって、26日はBoxing Dayで一部の店がバーゲンを始めるので買い物に出かけ、半額になっていたSnowmanのキャンドル立てを購入したが、帰りにD.が間抜けにも手を滑らして落としてしまい帽子の上の小鳥が粉砕してTamaに怒られる。とほほ。


 27日はボスのSteveの海沿いの別荘へ。Newcastleから更に北へ、スコットランド国境に近い北海に面した寒村にある。イブと同じメンバー4人で突撃。これは近くまで来て見えた幻想的なお城、Bamburgh Castle。


 こちらが別荘。この近所に住むSteveの奥さん(家庭医GPである)のお母さんの友達の持家を借りているのだという。合理的な方法だ。
 なかなか風光明媚な村だが、何もなく、休日に現実逃避するにはこれ以上の場所はない。でもこういう村にもちゃんとパブは2軒あって、みんなで繰り出しビリヤードなどしつつ、飲む。


 海辺を散歩。この「散歩」というのが日本人はあまりしないが英国人を初めとする欧州人が大好きな風習の一つであるようだ。特に目的なく、どんなに寒かろうが雨が降ろうが、おしゃべりしながら歩く。後ろには荒涼とした冬の北海が広がるが、これも自然との対話である。
 Steveの2人の息子も一緒。活発だが品のある、典型的な中流階級の少年たちだ。きっと将来は両親と同様にこの国の教養ある職業につくことだろう。そんな階級の雰囲気がはっきりしている(決して『差別』ではない!)のは、良くも悪くも英国らしい、日本と異なるところ。年末年始はオーストリアでスキーだとか。日本の産科医にそんな余裕ある日々が訪れることが、俺が生きている間にあるのだろうか?


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