Keswick [英国内旅行]
7月24日(日) 晴れ
湖水地方の北の玄関口Keswick(ケズィック)へ。日本でも人気の湖水地方はNewcastleから距離的には近い。ただしバスも列車も遠回りになってしまうので、2時間ちょっとかかる。地元のバス会社が日帰りバス往復をたった11ポンド(2200円)で企画していたので乗ってみた。(でも滞在時間が短くてあまりいいとは思えなかった。ここはやはり英国流に、金曜の午前で仕事を切り上げてB&Bで2泊すべきだと知る。)
湖水地方がなぜこれほどまで日本人に愛されるか?それはピーターラビットも勿論だし愛すべき英国の自然も満喫できるからだが、その自然のスタイルが日本固有の山+水という光景に近いものがあるからだと思う。英国の自然といってもスコットランドのこの世のものとは思えない渓谷やアイルランドの大西洋にそのまま滑り落ちてしまいそうな吹雪のはげ山に日本人は殺到しない。結局この英国において唯一無二の光景は、日本人にとってどこか親しみやすいものなのである。
羊がうろうろ。めぇめぇというかわいい声ではなく、うぇ~うぇ~とまるで酔っ払ったオッサンがクダをまいているような声で鳴いている(実際、最初はどこかのオヤジかと思った)。もちろん羊はここだけでなく、来る道すがら何処でも牛や馬とともに見かけた。湖を遊覧船で一周。ところが風が強くて、跳ね上げられたしぶきでびしょびしょ。淡水でよかった。
湖畔のホテルでランチ。花のもっとも美しい季節。このホテルは日本の旅行会社がサービスの良さからよく使っていて(やや値段が高いが)、数年前の極端な時には81室のうち80室が日本のツアーで埋まる(!!!)なんてこともあったらしい。地ビールのCumberland Aleも実に美味しい。しかし残念なことに、パーティと重なってしまって厨房がオーダーを忘れてしまい1時間も待たされる。ああ、貴重な滞在時間が…
でも、このホテルの名物番頭のTomがとても親切にいろいろ話してくれたし(日本人客も多いので日本語を勉強していた)、遅れたお詫びでなんと全額返金してくれたので全く問題なし。素敵なDay outだった。次は2泊で来よう。
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