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ある平凡な週末 [その他日記]

 最近平日が忙しくて週末更新になっています。貴重な読者のみなさん申し訳ありませんm(_ _)m
 仕事以外にも料理に掃除に読書にギターにとすることはいっぱいあって…

 今週末はどこも出かける用事もない。先週末出歩いたし今週は実験も忙しかったしどこからもお誘いないし寒くなってきたし家でうだうだすることにする。
 土曜日。昼まで睡眠。昼は残りメシで炒飯。卵の入れ方を間違えてベタベタのリゾット的炒飯(略称・リゾッチャ!?)に終わる。残念!午後はNewcastle市民の台所Grainger Marketへ。街のど真ん中におそらく数百年前からある市場(屋根あり)で、土曜日もちゃんと開いているのが面白い。昔のMarks&Spencerの発祥の頃の店の一つや、「体重測定屋」なんてのもある。今もそうかもしれないが、昔は体重計なんて家には無かったからである。一回10ペンス(20円)だったと思うが、一度測ってもらった。が、単位が意味不明。10ストーン1ポンド5オンスって一体何キロなんだよ!(注:ちゃんとキロも併記してくれます、念のため)
 とにかくこのマーケットは安い。品質はまあ大したことはない(といってもこの国はスーパーでも優れた品質は期待できないので、平均である)が、野菜など1キロで1ポンド(200円)を超えるものはめったにない。Tamaが一抱え野菜を買って帰ってきても500円に遠く届かなかったりする。生肉は普通の値段だが、鶏肉は例外的に安い。ベーコンはビックリするくらい安い。卵も安い。
 日曜日に料理をするために安い塊肉を探す。日曜日の昼にディナーとしてロースト肉を喰らうSunday Roastはこの国の慣例なんである。ラム肉のショルダージョイントにしようかとも思っていたが、牛の端肉を丸めて糸でくくった塊りが700gでたった2.99ポンド(600円)であったので購入。初めてのローストビーフに挑戦することとする。
 夜はTamaの作ったカルボナーラ。生パスタはやっぱり美味しい。スーパーで一番安い赤ワインを1本空ける。たった2.09ポンド(420円!!)のワインだが、さすがにちょっと軽すぎ。でも3.99のワインは妙な味だった。結局、2.99ポンドのワインが一番普通に飲めることを悟る。ああ、日本では毎晩十万円のワインを味わっていたこの私が…(もちろんウソよ)
 そして土曜の夜はもちろん「スーパーサッカー」…ではなく、Match of the Dayだ。でも今週はNewcastleの試合は日曜日なので、明日も見なくてはならない(試合のあるときは日曜日にもやっているのがスパサカと決定的に違うところ。ちなみに1時間番組)。読書して就寝。

 日曜日。昼前に起床。近所のスーパーTESCOで若干の買い物のあと、ラジオでフットボールを聞きながら料理。プレミアリーグは放映権料の高騰で一般のテレビでは見ることが出来なくなってしまっているからである。Pay Per Viewで8ポンド払うのももったいないし…パブへ行ってビール2杯(まあ4~5ポンドだね)をおアシに観るのも悪くはないが、今週末は家を出る気はないのでラジオ(と、SKY SPORTSのニュース)で我慢。
 ローストビーフは作り方簡単。塩・こしょう・ナツメグ・タイム・ローズマリーをまんべんなくすり込み、にんにくを穴を開けて差し込んだりすき間に突っ込んだりしておく。1時間放置。玉ねぎとともに180度のオーブンに入れ、30分経ったところでひっくり返したりオリーブオイルかけたりしながら火が通るのを待つ。中心に箸を差して抜き、触って冷たかったらまだレア。ぬるかったらピンク色のミディアムで、熱かったら茶色のウェルダン。オーブンから出したら冷めた台の上において15分待ち、好みでソースを用意して出来上がり。今日は初めてにしてはなかなか上手く出来たが、にんにくを入れすぎたソースが失敗。普通にホースラディッシュにしておけばよかった。しかししっかりシーズニングしておいたので、ソース無しで十分。肉はシーズニングで十倍くらいの値段に見せかけることが出来ると悟る。寄せ集め肉はバラバラになってしまうので切りにくいが、値段を考えれば仕方ない。付け合せはポテトとオニオンとマッシュルームを多目の油で揚げた、これもこの国定番のサイドディッシュ。食べ終わったあとに写真を撮るのを忘れたことに気がついた。くそっ。
 今日はワインではなく、Aleだ。Old Spackled Henというヘンな名前の伝統的ビール。これがまたローストビーフには合う。
 夕方はちょっと仕事。夜は軽く韓国製インスタントラーメン。辛い。
 夜十時半からはもちろんMatch of the Day。今日のNewcastleはSunderlandとのTyne&Wearダービーだ。Sunderlandがしばらく2部落ちしていたのでこのダービーは2年半ぶりだそうで。試合は…解説者が「クラシカルなプレミアの試合」と笑うほどの、お互いにディフェンスだめだめな点の取り合い。前半終了間際の10分で両チーム2点ずつ取り合って、後半はNCLがフリーキックで1点、Sunderlandは惜しいループがポストに嫌われるなどして無得点。やっとこさ3-2で勝利。
 あ、念のため申し上げておきますが、D.はフットボール観るのは好きですが、情報には疎くて全然詳しくはありませんからね。先日も、Sunderlandの監督McCarthyって高校の体育の先生みたいなカッコでいつもはつらつとダメチームのお尻叩いていて結構好きなんだけどどっかで見たことある顔なんだけどなぁ、どこでだっけなぁ…とずっと思い出せないまま数ヶ月を過ごしていました。(答え:アイルランド代表の前監督!日韓W杯ではどこよりも「記録ではなく、記憶に残る」活躍。ドイツ戦やスペイン戦でいずれもロスタイムに追いつく不屈のチーム。スペインにPK戦で惜しくも敗退するも、劇的同点ゴールを評した「あきらめなかったアイルランドぉ!」の実況はアイリッシュの心意気をそのまま表現していると思わない?その時の監督。すぐに忘れるんだから!)
 あと、ヒデもBolton Wanderersでプレミア初ゴールを決めてめでたしめでたし。得点のシーンよりも、2点目にパスを供給するライン際の粘りとか、前線でとてもいい動きが出来るようになっているようで素晴らしい。コンディションが戻ってきたのであろう。

 全然写真のない日記で失礼!


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