6ヶ月 [英国生活・文化]
渡英半年。これが半分か14分の6か4分の1かはまだ未定だが、まあ楽しく過ごさせていただいています。日本から応援してくださっている皆さん、有難うございます。
さて、この乾杯しているシャンパンが今日のお題。
前にワイナリー和泉屋さんにもリクエストされていたのだが、英国のスーパー売りワインは確かに安い。うちの近くのスーパーはTESCOだが、左の一番安い白ワインは2.06ポンド(420円くらい)。日本でも探せなくはない程度か。味は薄くて料理酒にしかならないという向きもあるだろうが、突然飲みたくなったときに1杯か2杯なら許せるといった気配のもの。対して、シャンパンはさすがにスーパーのブランドは怖いなと思っていたのだが、2.72ポンドなんてのがあったので思わず手を出してしまった。これは安い。日本に居た時は某通販店に随分世話になったもんだが、スパークリングはさすがに600~800円くらいからだった。シャンパン大国イングランド恐るべし。スペイン産伝統製法とラベルには書いてある。
味の方だが、なかなかいける。まあシャンパンの良し悪しなんざ分かるわけもないのだが(そもそもワインの味なんて分からないよーだ)、十分楽しめるし赤ワインの中途半端に安いやつのように「残りは料理に使ってね」という気分には全くならない。どうしても安いワインは酸化防止剤のおかげで次の日に少し残ってしまうのが難点だが(日本では値段や格付けよりもオーガニックで選んでいた。特に白)、日本のはずれワインを飲まされるよりははるかに良い。
前にも書いたかもしれないが、安ワインを買うならスーパーのブランドの2.99ポンド前後の一番安いやつがハズレなし。生半可3.99ポンド出してラベルに名前のついたヤツを買うと、当たるといいがハズレた時にガッカリ度合いが大きい(たとえ信頼できるメーカーでも、この国では品質管理には全く期待できない)。金持ちはそもそもTESCOなんかでワインは買わないし、たくさん買ってダメなら捨てられる小金持ちさんはともかく、貧乏留学生は2.99ポンドのTESCOワインが一番である。TESCOビールは全くダメだが…。
グラス持ってない方の手が、気になります。
・・・・・・・・うふっ  ̄з ̄
僕はドイツにいる間に、2000本以上のワインを
きゅーっと、いっちゃいましたが、結局のところ
落ち着いたのは、ドイツの決まった白の安物と
イタリアの赤の安物でした。
ご飯とか、味噌汁とか、お茶とか、そういう感覚になって
凝った味よりも、ほっとする味へ、だんだんと嗜好が
変わって行った記憶があります。
そのため、帰国後にアッチコッチのイタリア料理屋や
ドイツメシ屋で飲むワインが、凝りすぎで重かったし
お値段も財布へのダメージが大きすぎ、、、、
結局、出国前は見向きもしなかった、紙パックの中から
気に入ったものを、テーブルワインとして吟味し
冷蔵庫に常時買い置きする、という現在の形に至りました。
コルクを抜くことに、特別な儀式を感じていたけれど
毎日飲む生活の間に、それほどのイベント性を感じない
価値観に変わった。というのが、紙パックへの移行を
スムースにしたのだと思います。
レイヨールのソムリエ・ナイフとか、どこにしまったか
わからんです。
わははははははは。
で、グラスを持っていない方の手が気になります。
・・・・・・・・うふふっ  ̄з ̄
し~あ~わ~せ~~~~♪
この際、D.ちゃんの頭がパイナップルでも
どうでもいいか、って気持ちになります。
乾杯!
by SHIN (2005-11-24 13:10)
同じくワイングラスを持っていないほうの手が気になります(笑)。えどすなぁ~、仲良くて。うちも負けてないけど~。
私の場合、ワイン買うときには必ず試飲をしたものになります。はずれたらいやだなぁって。日本酒買うときもそうなんですけどね。高い=美味しいという方程式が当てはまらないのがありがたいやら困るやら。
飲んでみないとわからないものですね。
by mayu (2005-11-29 01:29)
おぉ〜、仲がよさそうで何よりです。
CAVAは美味しいですよね。
by どらとら (2005-11-29 02:24)
ああ、改めて言われると恥づかしい(呆)
この世で一番嫌いなのが「ワインを選ぶ」ということ。自分では決まったモノしか買わないし、店では信頼できるそむりえに全部任せているし。いずれにせよ、ワインの話は妻が全く分かってくれません。昨今安ワインですらなかなか飲むのを許してくれません。金銭的理由とはいえ、悲しゅうございます。
by KDN (2005-11-29 22:18)