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イモ尽くし [英国生活・文化]

 ジャガイモpotatoはポ・テイ・トォだと我々日本人は散々教え込まれてきたが、それはどうやらアメリカ方言のようで、英国ではそれほど激しくなくポ・テェ・トォ程度の伸ばし方である。ではジョーディ訛りは?そう、もちろんポ・タア・トォですね。同様にtomatoもト・マア・トォ。さすが英語の東北弁。(東北の方すみません)

 というわけで(何がというわけでもないのだが)英国伝統ポテト料理に挑戦。左上がジャケット・ポテト。ジャガイモを焼いて半分に切り、皮を残して中をくりぬきマヨネーズやツナやその他何でも混ぜて戻す。その後チーズを載せてもう一回焼いたりもする。
 左下はお手軽ポテト・グラタン。スライスしたポテトをゆで、サバの燻製smoked mackerel(スーパーで真空パックで入手できる。安い)をほぐしてはさむ。上からダブル・クリーム(生クリーム)をかけ、チーズを載せてオーブンへ。マヨネーズを隠し味に加えても良い。
 右下はシェパード・パイShepherd Pie。パイといってもパリパリ生地のアレではない。まずラム肉のシチューLamb casserole(=本来は鍋ごとオーブンに入れる料理)を作る。これはどこのスーパーでも売っているシチューの素を使用。アラブから伝わったであろうミント味が特徴だが、苦手な人は別のシチューの素(ビーフ用とか)を使った方が良いかも。これをパイ皿に入れ、その上からよくマッシュしたポテト(乾燥の粉や最初からつぶしてあるヤツも売られているが、やはり自分で作る方が美味しい)を敷き、オーブンへ。あまりシチューのソースが多すぎるとあふれてくるので要注意(←経験者)。
 なお、ラム肉が牛ひき肉になるとコテージ・パイCottage Pieになる。間違ってもミンチのパイMince Pie(ミンス・パイ)ではない。それはクリスマスのお菓子で、レーズンの餡というかジャムというかを入れた小さなパイのことである。といってもピンと来ないと思うので、スーパーに行って一つ買ってくると良い。この1月上旬はクリスマスの売れ残りのミンス・パイやらクリスマスプディングやらがほぼ捨て値で売られている。後者は1年以上保存が効く(!!)らしいが、前者は意外と保たないのでさっさと食べてしまおう。

 お味ですか?ジャガイモからちゃんと作るから、実に美味しい。ただし、これだけイモ料理が並ぶと、満腹になってしまって大変です…(当たり前だ!)


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