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シャルル=ド=ゴール空港にて。 [国外旅行]

 思い出した小話。
 ニューカッスルから2時間遅れでパリ・オルリー(と言った方が通じる)空港に到着し、ダッシュで乗り継ぎカウンターへ行って乗り継ぎチェックイン。やる気無さそーなオネーチャンばかりで後ろには長蛇の列。しかし何とか席を確保し、その先には…セキュリティチェック。ヨーロッパの空港では初めて感じる厳しさ。米大陸行きだからというのではなく、全ての搭乗路線がこの厳しさ。
 金属探知器のあと、ニコニコ笑う係官の男女に「はーいこちらへ~」と手招きされる。5人に1人くらい抜き取りチェックをしているらしい。手荷物を開けさせられる。ちっ。しかし本稿の焦点はそこではない。「パスポート見せてね~」と言われ、D.とTamaがそれぞれ提出すると、「あれぇ?どぉして赤と青の2色なのかなぁ~?」だと。これは赤が10年、青が5年の有効期限を示しているのだと説明すると、「なぁるほどそぉかぁ(はぁと じゃあ行ってよぉし☆」(注:表面的にはやたらとフレンドリー)と解放。
 これ、どうやら偽造パスポートを使ってないかどうかのテストだったらしい。確かに偽造野郎の中●人韓●人が突然訊かれたら答えられないわなぁ。幸い英語だったので何とかなったが、これがフランス語だけだったらどうなったことかとぞっとする。英語も不自由そうな卒業旅行の学生もいっぱいいたし…。あまりこんなところに書いてしまうと今度は偽造なりすまし野郎どもに情報を与えることにもなってしまいかねないが、そういうコトをテストされることがあるので善良なる日本人の皆様は少しだけアタマに入れておいて。

 ちなみに中国人に間違われたことなら、17歳の頃(1990年)に上海行きの伊丹空港であった。中国人のおっちゃんが早口で「のヴ他終えr殻緒ぉ在りぁ亜f荷合うrぁprvふじこlp;?」と声をかけてきて、は?という顔をしているとまあまあの日本語で「中国人ですか?」だと。違います(笑)と答えた後、せっぱ詰まった様子だったのでどうしました?と日本語で訊くと、「トイレに行きたいのですが、荷物を見ておいて頂けませんか?」だって。OKするとトイレにダッシュして行った。本当にせっぱ詰まっていたらしい。(笑)その上海では思いっきり中国人に間違われ(これはまあ仕方ないわな)、危うく軟座車への乗車を拒否されそうになる。「俺は日本人だ!」と中国語でアピールしたら乗せてくれた。経済的に安定し始めつつもまだ意味不明の反日教育が浸透していない、良い時代だった。ちなみにこの路線はその2年前、高知学芸高校の73人が死傷したルートだった。


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