間もなくアジアに帰ります

　でも日本には戻りません(苦笑)。とある学会に演者として招待されたので、マレーシアに行きます。招待といってもわずかな謝金は出るが旅費は出ないし学会参加費も自前なので、かねて告知の通りエミレーツ航空でほぼ24時間かけて行きます。本当はKLM使いたかったんだけど、分野で一番大きな3年に一度の学会なので正規運賃で乗るエライ先生ばかりで席が埋まってチケットないでやんの。エミレーツは往復9万円くらいだが、ドバイ経由で帰り便がKLIAからシンガポール経由・ドバイ行きになる面倒くささがネック。あと、NCLからは飛んでいないのでヒースローかマンチェスターに行かないといけない。ヒースローは死んでも行きたくない（2週間前にBAでオーストラリアに行って帰ってきたうちの教授の荷物が、LHRで消えて未だに出てこない!!）ので、マンチェスターまで列車（往復40ポンド）。
　日本人はヨーロッパ人ほどムスリム・アレルギーはないので、中東系航空会社でもそんなに問題はないと思われるが（そして今の時世、ある意味一番テロに遭いにくい飛行機だろう）、事前情報によると産油国人は東アジア人（中韓フィリピーナ）を家政婦などで雇っている金持ちが多いことから、脊髄反射的に見下す傾向にあるそうな。日本人とわかると対応はいくらかマシになるそうだが、それはそれで嫌だね。ま、その辺りは実際に乗ってみてから。
　それにしても、こんな若いのを招待するとは、きっと俺の年齢も何も知らないに違いない。壇上に上がった男があまりに若いので司会もびっくりするだろうな(笑)。師匠曰く、「この学会は恐竜dinosaurたち（＝古参重鎮教授たち）の集まる学会だから、せいぜい暴れてきなさい」だって！その師匠（この人は名誉教授、荷物を失くされたのは現・主任教授）にももちろん招待が来たのだが、なんと来たのがつい先月！俺には1年も前に来たのに！師匠は「誰が行けるもんか！」と苦笑いしているが、このあたりが東南アジアののんびりぶりというか、エエ加減さというか…しかし一緒に行けたら珍道中で面白かったのだが、ちと残念。

　では、日本とは時差1時間の国へ行ってきます！

コメント 2

へへへ･･･
若造代表としてがんばってきてください。

とりあえずボクは、脳の検査を励行します。
ふふ、シャレにならないですね。
by てんつゆ (2006-11-03 04:04) 

てんつゆ先生ようこそ。
本当にシャレにならない状況が続いているようですね…
早いところ帰国して仕事に戻らなくては。

頑張ってきます！
by KDN (2006-11-03 18:30)